こんにちは。今日は、当社の事例をご紹介させていただきます。写真はAylin Çobanoğlu[I]Aylin Çobanoğlu (@zynpayln) | Unsplash Photo Communityさんです。

緊急事態下でのリージョンの自動切り替えがシステムの停止リスクを回避します

こちらの事例は、マルチ リージョン冗長構成 上に置かれた業務システムが、 デーモン によるミリ秒での状態検知を行なうことで、テロや災害といった危機的状況下に置かれた場合でも、企業様の重要な業務の継続ができるBCPに対応した、WEBシステムの構築例になります。

事業継続計画(じぎょうけいぞくけいかく、英語: Business continuity planning, BCP)とは、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画。事業継続と復旧計画(Business Continuity & Resiliency Planning, BCRP)とも呼ばれる。企業に対する潜在的な脅威に対処するための予防に加えて、ディザスタリカバリによる事業の継続的な運用を可能にすることを目標とする。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

区分

情報 サービス業専用開発ツール

カンパニーの語源は「パンを一緒に食べる仲間」

目的

特定業務の自動化と、テロや災害といった危機的状況下に置かれた場合でもシステムが動作し続けることで、 安全配慮義務 の履行に貢献する、BCPに対応したシステムの用意。

価値

従業員一人当たりおよそ 15分から30分の作業を数秒に短縮する労働生産性の向上(10,000%の改善)と、テロや災害といった危機的状況下においても動作し続ける高い RAS の現実化。

販売価格の目安 3,770,000円

開発期間の目安 42日

システムスタック

ITインフラストラクチャ / ハードウェア

AlpineAWS Route53 AWS ALBAWS ECSAWS S3

ミドルウェア

AWS CloudWatchAWS aurora

アプリケーション

Ruby on Rails 6RakePumaVue.jsBulma.css

付帯サービス

マニュアル作成システム設計ソフトウェア保守

ポイント

最近でも利点を説明するブログが英国 国防省[II]英国 国防省がAWSに言及しつつ、「パブリッククラウド」のメリットを説くブログを公表しましたから公開されるなどして、 オンプレミス との比較がされるパブリッククラウドですが、 マルチAZ だけでなく、クロスリージョンや コンテナ の オートスケール といった機能の改良が進められ、より手軽に高度なサービスが利用できるようになっています。

こだわった点

危機的状況下で滞らせることができない企業活動のため、高可用性を意識したシステムアーキテクチャをご提案させていただき、負荷に応じたシステムリソースの レプリケーション と、オートスケール、マルチリージョンに対応したシステムを開発させていただきました。ほかにアプリケーションではフロントエンド部分の責務を分配し、レスポンシブル対応・フューチャーフォン対応、 OOUI ベースの管理画面をご用意させていただきました。

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