こんにちは、今日は在庫管理システムの導入事例で、写真はshawnanggg [I]Photo by shawnanggg on Upsplashさんです。
納入先の企業様は、国内で輸入品の企画・通信販売をされている事業会社になります。この企業様では、これまでエクセルを利用し、発注先企業と発注内容や在庫状況について管理されていたところ、過去データの参照などに課題を感じられ、業務効率化の観点などから当社製品パッケージをご検討いただきました。
在庫管理システムとは?
当社パッケージでは、在庫の状態をリアルタイムに把握することで、在庫の改善に重要な役割を果たし、販売チャネルとそのパフォーマンスを高めます。今回は以下のような利点が図られました。
- 各販売チャネルからの需要情報を一元的に収集できる
- 配送管理が容易
- 日々の棚卸し作業の効率化商品のロスを予測し、在庫を適切な販売チャネルに配分
- 諸手数料の削減
- 貿易パートナーへの債務情報の提供と節約
業務改善のためには、現行状況を正しく把握することが大事
導入した在庫管理システムでは、海外工場の在庫を追跡と、ECモールでの商品販売の発送に伴う減少を検知し、現在の在庫の状態を把握する在庫管理機能がカスタマイズされています。このカスタマイズによって仕入れ事務からフルフィルメントまで、すべての領域から収集したデータによって作業の進行度合いがクリアになります。それぞれの領域のデータを統合した現在の状況を分析と、業務の合理化が可能になります。
システム詳細
在庫管理システムの主な機能
- 在庫の追跡
- 海外工場との接続
- 量産モデルの改善
- ECモールとの在庫連携
在庫管理システムの価値
海外工場への発注処理の効率化、検品、効率的な発送によって月間40時間の作業を削減
システムスタック
ITインフラストラクチャ / ハードウェア
Alpine | AWS Route53 | AWS ALB | AWS ECS | AWS S3 |
ミドルウェア
AWS RDS | AWS DynamoDB |
アプリケーション
Ruby on Rails 6 |
在庫管理システム開発のポイント
こだわった点
システムでは、商品の追跡や在庫数といった時系列データをリアルタイムに取得する必要あるため、データベースに書き込みのパフォーマンスに優れ、また他社APIのスキーマーに柔軟性の維持が図られるNoSQLを採用しました。
コメント